インベーダーゲームの制作後、より自分の発想を反映させた作品を作りたいと考え、マリオ風の2Dアクションゲームを一から作成しました.
ゲームは社会風刺的な要素を取り入れ、現実の問題(仕事やストレスなど)を敵キャラとして配置し、それらを回避しながらゴールを目指す構成としました.特定条件を満たすと「裏の世界」に移行し、そこではお酒や謎の薬といったアイテムによって行動にデバフがかかるといった効果を持たせています.


実装は長いマップを1画面(1画像)として直接座標入力するなど、効率的とは言えない方法であったため開発は非常に難航しました.例えば,メインステージのマップは以下のようになっています.ブロックなどをマップに描画する際は,マップの左上を(0,0)とした時の座標を手探りで探す必要がありました.
このような手間のかかる方法を実践したからこそ,ゲーム制作のアルゴリズムについて勉強する必要性を強く実感しました.

結局このゲームは完成には至らなかったものの、作中に登場する2つのミニゲームは自信作です.
①🏓ピンポン(仮)

2日で作成した,棒とボールだけのシンプルな2D対戦ゲーム.
シンプルだけどちょっとクセのある,昔ながらのアーケード風対戦ゲームです
ひとりでもふたりでも遊べます.(※作者はひとりでしか遊んだことないけど😭)
🎮 ゲーム概要
操作方法は上下移動だけ!
左手の棒(プレイヤー1)をWキーとZキーで操作します.
右手の棒(プレイヤー2)はIキーとMキーで動かせますが,ひとりのときはコンピュータと対戦できます.
ボールの軌道は棒の動き次第!
棒に「動きながら」ボールを当てると,その動きに応じて跳ね返る角度が変化します.
止まって当てると,単純な角度でそのまま跳ね返ります.
6段階のコンピュータ難易度を搭載!
コンピュータはLv.1からLv.6まで選択可能.各レベルで移動速度が異なるよう設定されています.
特にLv.6は毎フレーム,ボールのY座標に正確に追従する鬼畜AIで,勝つのは不可能です.
↓理論上得点することすら不可能ですが,このようにすれば得点できます.こういう抜け道を見つける作業は,本番のバグ探しにも通じるところがあるのだろうなぁと思います.
②🥤グリーンダカラ

「ゲーム性においては」最高傑作.左右移動と射撃、そして降ってくる清涼飲料をめぐる,白熱のアクションゲームです.
🎮 基本操作

左右移動:矢印キーで移動
射撃姿勢に入る:スペースキー+方向キー(※下以外)
発射!:射撃姿勢中にスペースキーで発射
単純だけど奥が深い.プレイヤーの判断力と状況把握が勝負のカギ!
🥤 降ってくるグリーンダカラ
タイトルのとおり,このゲームでは空からグリーンダカラが降ってきます.
キャッチするとライフやスコアに関係してくる重要アイテムです.
落ち方にもちょっとした個性あり!
👾 敵キャラクターたち(モードによって出現)
モンスターズ
予測しづらくランダムに動くが,射撃で撃破可能.スコア源!
パックマン子
撃っても倒せないが,「クッキー」が進行ルートを示してくれる親切仕様(?).
当たると重めのダメージなので要注意.
パックマン
2種類のお邪魔アイテムを落としてきます:
- 消火栓:プレイヤーの位置まで落ちてきて,プレイヤーの移動を制限してきます.水照射もあり,ヒットすると画面端まで強制連行されます.
落下中に射撃することで反射できるが,下敷きになると即ゲームオーバー!
- マルマイン:触れても撃っても爆発!しかも爆風範囲が広いため,要・遠距離射撃.
🎲 プレイモードは3種類!
① シューティングモード
敵を撃ちまくる純粋なシューティング.横からも敵が来るので連射命!
② キャッチングモード
敵は出てこず,グリーンダカラをキャッチするだけのモード.でも,取り逃すとライフが減ってゲームオーバーに.
③ 2つのいいとこどりモード(激推し!)
一番面白い.敵もダカラも登場し,あらゆる行動がライフに影響.
射撃,敵接触,時間経過 → ライフが減る
ダカラキャッチ → ライフ回復!
敵を倒して得点を稼ぎつつ回復も狙うというリソース管理の妙が光る,真のメインモード.